セレンディピティ:幸運な偶然から紡がれるご縁

神戸・三ノ宮の結婚相談所マリッジマネジメントセンター 仲人自念(じねん)です。

ご縁の仕事を続けていて、感じることは、「ご縁を大事する」ことの意味です。よく言われることに、昔の友人のことがふと頭をよぎったら、偶然、その友人に街中で出会うってことがありますよね。これを偶然だけでかたづけてしまう場合もあれば、偶然を装う「必然」と思うということもあります。どう取るかはその人個人の考え方です。

私たちの人生には、思いもよらない出来事や偶然が起こることがあります。そして、今回お伝えしたいのが、その偶然が私たちに幸運をもたらす場合もあるということです。最近、「セレンディピティ」という言葉を聞くこともあるかと思いますは、これは、そんな幸運な偶然を指し示す言葉なのです。そして、それは、ご縁ごとに置き換えると、とてもわかりやすいということなのです。

そう、お見合いという場でも、セレンディピティは活きています。最初は互いのプロフィールや情報から始まるお見合いですが、その後の出会いの瞬間には、何か特別な要素が絡んでいることがあります。それがセレンディピティなのです。出会った二人が、家が近いとか、仕事観が似ているとか、好きな食べ物が一緒など、本当に偶然です!でも、その偶然って、そんなに起きるものではないのです。お見合いの回数を増やしたからってこの「偶然」もたくさんになることはありません。

また、お見合いでの出会いとは、必然と偶然が交錯する不思議な瞬間であると考えることもできます。そう捉えることで、全く一致性のなかった二人が急速に興味を持ち合うようになることもあります。

以前、ご紹介をさせていただいたお二人。オフィスでの事務をしている「女性」と「不動産管理」をしている自営業の「男性」。紹介文だけをみると全く共通項もなく、平行線をたどるような二人でしたが、実際に出会いお話をしてみるとなんと、彼が神戸の洋菓子が大好きでフットワーク軽く、神戸にもよく来ているという話に、女性の方も好きな「スイーツ」で盛り上がり交際へと繋がるということがありました。

セレンディピティが私たちの人生に訪れるとき、私は、それを必然的なものであると感じます。私たちが互いに引き寄せられ、出会い、関わり、結ばれる糸は、運命の糸とも言えるのかもしれません。そう、日本でよく使われる「ご縁を感じる」ということ。就活でもご縁があって、その会社に就職します。結婚はその最たるもの。セレンディピティがもたらす幸運な偶然は、人生を豊かにし、成長させてくれる貴重なものなのです。

婚活においてこの偶然のような必然を自分の味方につけるには、まず、自然と素直にお相手に向かうことです。そして、つながりのあるものを見つけること。よく言われる「共通項」をみつけるとは、そういうことなのです。ちょっとしたきっかけは、会話のあちらこちらにあるはずです。ただ、60分を過ごすというより、お相手と自分の共通項を積極的に探しましょう。

それがセレンディピティを味方につけてる第一歩につながります。

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