神戸三ノ宮で結婚相談所をしているキャリアコンサルタント・産業カウンセラーの自念（じねん）真千子です。婚活をしてもなかなか出会いがない、相手が見つからないという方がある割合でいらっしゃいます。
婚活といえば、アプリ・結婚相談所・友人の紹介などいろいろな手段があります。その中で、出会いがあり結婚できると人となかなかご縁がまとまらない人がいます。この違いについて今日は、お話をしたいと思います。
今、アプリに登録されている人は、100万人を超えているといわれています。結婚相談所だと、連盟という結婚相談所の自治会みたいなものがあり、そこに所属をしてデータベースを共有してお相手探しをします。大きな連盟なら、7万人を超える婚活会員のデータベースがあります。その中でたった一人のお相手を探していきます。結婚相談所によっては、検索から交際、結婚までをサポートする事務所もあります。こんなにサポートがそろっていても、なかなかご縁がみつからないと思っている人・もう結婚は難しいかなと諦めている人もいます。
そうかと思えば、結婚相談所に入会をして数ヶ月（早い人なら1.2ヶ月）で交際するお相手がみつかり、結婚へとステップを進める人もいます。そんなに早く決めちゃうの？？って考える人もいらっしゃるかもしれませんが、そもそも、結婚相談所は、交際するをゴールにしているアプリと違って「結婚」をゴールにしている人ばかりですので二人の息が合えば、すんなり、その結婚へのプロセスに進みやすいとも言えます。
ではでは、
すぐにお相手ができる人とそうでない人との違いは何か
です。長年、婚活をサポートしていて感じること、それは
結婚相手を自分の想い通りの人として探す人と
結婚相手を自分の将来像と照らし併せながら、すり合せをして探す人
この違いです。
わかりにくい表現ですが、結婚相手を自分の想い通りの人として探す人とは、
すばり、自分の人生の中の一つのパズルを探している感覚と近いように感じます。
パズルって、少しでも違うと他ににその正解パズルがあるはずと思って探しつづけますようね。実際に、その正解パズルはどこかにあるわけですから、パズルの場合はそれでよいのですが・・・・・
人生のパズルは、正解パズルはありません。自分で見つけてそれを正解としていくわけです。これは、
結婚相手だけではありません。例えば、大学を選ぶ時、行きたい学校があっても試験に合格しないといけないですよね。どうしても行きたくても不合格であれば、違う学校（違うパズル）選ぶ訳です。就職先はどうですか？どうしても行きたいところがあっても行けない時は、自分の想いと違う就職先であってもどこか通ずるところがあれば、本意ではないかもしれませんがそこにいく選択をしますよね。そこには、行ってみないとわからないし、行けば行ったでなんとくなるかもしれないという気持ちがはたらいて選択できるように感じます。
でも、結婚相手だけがこの選択に至る人とそうでない人がいるように感じます。この選択に至る人は、自分の人生のパズルの形を変容させ、そこで起こる自分変化を楽しみながら人生を紡いでいかれる覚悟を決めているようです。パズルの形が変容できないと、「いつまでも出会う人に何か違うと感じる」という黄金の文言で、交際を終了させてしまい、ご自身の抜けているパズルを探し続けているのです。
実は、これは年齢に関係ありません。50代になっても、交際に入ってもすぐに「違う」ところを見つけてしまい、交際をストップさせてしまうのです。
もし、今、しっくりこないと思っている人と交際をどうしようかと悩んでいるのなら、こう、ご自身に問うてみてください。
〇何がしっくりこないのであろうか。
〇このしっくりこないことで起きる自身のこの気持ちは、交際を終了させるに値するものであろうか。
相手の問題なのか、ご自身の問題なのかをもう一度問うてみてもいいのかもしれません。
パズル探しの婚活になっているかもしれません・・・・
私がこの件でよく思い出す成婚会員の方がいらっしゃいます。
当時30代前半の女性でした。
彼女の探しているパズルは、自分が親にしてもらったことと同じことができる家庭環境を作ってくださる方と結婚したいというもの。
ご自身の親御さんと同じような環境で暮らすとなると当然ですが、同年代は無理。そこをよく分かっていた彼女は、一回りくらいの年齢差の方との出会いを希望し、婚活をされていました。その中で彼女が求めていたものを許容できる方と出会うことができたのですが、しばらくすると、お相手がとても生活が派手好きであることがわかりました。彼女の中に、同じような環境ではあっても、派手好きな方は、きっと自分の苦労が絶えないと考え、泣く泣く交際終了をしました。
彼女の落ち込みは結構大きかったですが、ご自身の出産年齢のことも考え気力・エネルギーを出して、お相手探しを再開です。その後、すぐに資格職でオーナー社長の方と出会い、彼女が求めていたものをすべて許容してくれる男性でした。ただ、一つ彼女にとってにネックは、年齢差が15歳あったこと。
彼女が最終的に出した決断は、「とても私のことを大事にしてくれる方で、これ以上の方はもう現われないです。あまり贅沢をいうと結婚できないかも・・・。前の方のように全部理想通りでも、私を大事にしてくれない人よりずっと、幸せになれそうに思うので、彼に決めます！」
結婚相手を探すのは、ご自身の人生のたった一つのパズルを探すようなもの。そのパズルは結構、自由のきく粘土細工のように形を変幻してくれます。「この形のパズル」と固執せずに、探してみてくださいね。
マリッジマネジメントセンターでは、無料個別相談会を実施しています。婚活初心や交際がうまく行かないと悩んでいる方向けの結婚相談所です。ぜひ、お話を聞かせください。お待ちしています。
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