神戸・三宮の結婚相談所 仲人の自念(じねん)です。婚活をしてまず目指すべきところは、お見合いです。その次のステップは、交際。その交際が深まれば、結婚前提とした真剣交際となっていきます。
案外、この真剣交際になってからが、交際中の二人は大変です。何が大変かというと、俗にいう「価値観のすり合せ」とでもいいましょうか。
簡単に「価値観のすり合せ」といいますが、実は結構、柔軟性が必要になってきます。なぜなら、今までは自分の、あるいは自分の家の中の常識がすべてでした。
でも、その常識が家、家によって微妙に違うのです。その違いを見せつけられてしまうのが、この真剣交際中ということになります。
簡単なところだと、ご両親の考え方が違うっていうのがありますよね。現代的な家柄と昔ながらの習慣を大事にする家柄とだと、結婚への進め方が全く違います。
こうあるべきと考える家柄だと、ご両家お顔あわせから結納、結婚式・入籍という段階を踏んでいくことが「当たり前」となります。
現代的な家柄となると、案外、形式的なことは省き、実際の結婚生活重視傾向にありますので、結納などを省く形で婚礼の形を考えることが多くあります。
この場合に、親御さんの主張がどちらもが正しい訳です。この両家の溝を埋めていくのが、結婚する二人の役目・役割になります。
しかし出会って間もない二人が、それをしていくのはすごく大変。だから、仲人の力を借りて乗り越えていくのが、大半となります。どんなカップルでも、必ずこの乗り越えるべき壁があります。それを諦めず、前を向いて進んでこそ、結婚が形となるのです。
壁がでてきたから、思い通りにならないから、縁がないと、勝手に思い込むのは厳禁です。こういうままならないことがあるのが、結婚でそれを二人の力で乗り越えるからこそ、夫婦としての絆もできてくるというもの。ぜひ何か、なかなか思い通りに進まない問題がでてきたら、これが二人にとっての課題と考えてがんばって乗り越えてくださいね。
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