三ノ宮・神戸で結婚相談所をしている仲人自念(じねん)です
人は人に接して、学び・成長をする生き物だと日々感じています。婚活の場は、特に人と人が出会う場所ですので、そういう機会が多くあります。
自分と合わない人を否定していた人が、だんだんと「合わない感性」を自覚し、「合わない」「合う」ということから、いかに「合わない」を寄り添うことで「合わせ」ていくかを学ぶのです。
そういう私も多くの会員さんのおかげで、自分の許容範囲も大きくなったと自覚すると同時に、まだまだだと感じることも多いです。
成婚会員の言った、「自信がなくなりました・・・・」の本当の意味
結婚を決めた会員さんが、いろいろな言葉を残してくれます。
その言葉にとても人間としての成長や可能性を感じることが多くあります。
応援団長としては、とても嬉しい限りなのです。
結婚が決まり、成婚退会しても、
「けんかしました。なんだか、自信がなくなりました・・・」なんて弱気の相談は多くあります。
自信なんて、実は最初からないものなんですが、あるって錯覚しているから、自信がなくなった・・・なんて言葉がでてくるのではないかな。その自信ってどこから来てたかな?
そんなことを言うことも多くあります。
夫婦になっていくって、赤の他人と住むことになる訳ですから、自信があるはずはないのです。でも、
夢見心地の時は、この人ならって思って前に進もうと思うのです。それで良いのですが、そこには、おそらく、「うまくいくだろう」「合わせていこう」という思いはあっても、自信などもともと存在はしていないはずなのです。自信とは、経験が積み重なってこそ、初めてでてくるものですから、初めてその人と結婚をするわけで(再婚の人も、お相手が違う訳ですから、そういう意味で初めてです)自信などはないのです。
錯覚の源は、おそらく、愛情からくる錯覚なのかなって私は勝手に思っていますが、それがあるから、逆に前に進もうと思う訳ですから、それでも良いのです。
ただ、実際に進むと、夢から現実になって思っていた通りには進まない訳で・・(^^;)だから、落ち込んで悩むのです。私はだから良いのだと思っています。思っていたことと違うけど、さあ、どうしていこうかを考えることが大事でそれが人生の面白さに繋がるんだと思います
思った通りの人生なんてあり得ないし、醍醐味もありません。どうやれば、一緒に二人が幸せに楽しく歩いていくことができるか、そこを考えていってほしい。それが積み重なって初めて「自信」が生まれるのではないでしょうか。
結婚生活は、二人の努力次第ですよね。
こんなお話をいろいろとさせていただくと、自信をなくした会員から、
「お相手とうまくやっていけるか心配でしたが、もう一度がんばってみようと思います。二人の努力次第ですよね。この人なら、やっていけるかもと今回、思うことができました。アドバイスをありがとうございました」
そう言葉が返ってきました。彼女の中で何かが芽生えた瞬間だと思います。私も偉そうなことが言えず、そんな自信喪失と周りの方の支えとで今、ここにいるわけです。なので、人間は、こんなちょっとした出来事を「経験」することで成長していくんだろうなって思います。
婚活の場では、こんなことが顕著に起きます。だヵらこそ、仲人・婚活カウンセラーのフォローアップが必要なのだと考えています。
前述の成婚会員の方には、お相手とのコミュニケーションの中で使っていただく「魔法の使い方」を伝授しました笑
その使い心地は、好調なようです。「アドバイスを受けたとおり、紙に書いて、スマフォで自撮りして練習をしましたらなんとかできるようになりました!練習はやはり大事です、ありがとうございました」と連絡がきました。
きっとこれからも山あり谷ありの人生が待っていることでしょう。でも、きっとこの人とならやっていけるという思いを胸に前に進んでいってほしいなって思います。
会員の方と一緒に二人三脚で婚活を応援している結婚相談所です。