婚活のご相談を受けていると、20代〜30代の方から
「身上書って必要なんですか?」
「釣書って昔の道具ですよね?」
という質問をいただくことがよくあります。
たしかに、ひと昔前のように、親同士の紹介や地域の仲人さんによる“釣り合いを見る”ご縁談は減り、
令和の婚活は
お見合いシステム+仲人のアナログ紹介のハイブリッド型
に進化しました。
婚活プロフィールで未来の幸せを描く|30代のための作成ガイド
そんな今でも、身上書は“もう古いもの”ではありません。
むしろ現場では、価値観のすれ違いを減らし、婚活をラクにするための大切なツールとして、必要に応じて使われています。
この記事では、
身上書とは何か、釣書との違い、現代婚活での役割、作るメリット、そして注意点
をわかりやすくお伝えします。
プロフィールのまとめ方については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
→【婚活プロフィールで未来の幸せを描く|30代のための書き方ガイド】

身上書とは? 釣書とは?
●昔の釣書
もともとの「釣書(つりがき)」は、
家柄や家業、兄弟姉妹、学歴、血縁関係などを詳しく書き、
「家と家が釣り合っているか」を見極めるための資料でした。
いわば、
昔の“結婚お見合いカルテ”のようなものです。
●今の身上書
令和の身上書は、昔ほど堅苦しいものではありません。
多くの結婚相談所では
「自分の価値観・人生観・家族観を伝えるプロフィール」
という意味合いで使うことが増えています。
・どんな家庭で育ったのか
・どんな考え方を大切にしているのか
・結婚後の働き方や生活イメージ
・子育てへの向き合い方
・家族との関係性
これらを丁寧に伝えるためのツールです。
なぜ20〜30代の婚活で“身上書”が見直されているのか?
かつては
「たくさんお見合いすれば結婚できる」
という時代がありました。
しかし今は違います。
●出会いは増えたのに、結婚までが遠くなっている
アプリ、IBJ、TMS…と出会いは増えましたが、
価値観が合わずに交際が止まるケースが急増しています。
それは、恋愛結婚の割合が9割を超えた現代だからこそ、
“人柄” や “価値観” がより重要になったからです。
なお、価値観の違いは“温度差”として表れやすく、その勘違いから交際が進まない原因にもなります。
→【婚活で生まれる“温度差”の正体とは? お見合いから仮交際・真剣交際までの流れと乗り越え方】
●身上書は「価値観のミスマッチ」を減らす
仲人として長年サポートしてきて感じるのは、
成婚が早い人ほど、
自分の価値観をちゃんと言葉にできている
ということ。
そのため、
「お相手の家族背景を知った方が安心できる」
「真剣交際に進む前に、考え方の違いを確認しておきたい」
という理由で、身上書が使われることが増えています。
なお、価値観の違いは“温度差”として表れやすく、交際が進まない原因にもなります。
→【婚活でよくある“温度差問題”の乗り越え方】

身上書に書くべき内容(令和版)
堅苦しい文章でなくて大丈夫。
大切なのは“あなた自身の考え方が伝わること”です。
●基本情報
・生年月日
・学歴
・職業
・家族構成
・居住地域
●価値観・人生観
・仕事の向き合い方
・大切にしていること
・理想の夫婦像
・休日の過ごし方
●結婚後の働き方(男女ともに重要)
・仕事は続けたい/一旦は離れたい
・時短勤務、転勤の可能性
・家事シェアの希望
●子育てへの考え方
ここは特に重要です。
・産後はどうしたいか(休む/続ける)
・男性側の育休取得の意欲や環境
・家族サポートの有無
書きにくいことほど、仲人を通して柔らかく伝えることで、
誤解や不安を防ぐことができます。

身上書を渡す“ベストなタイミング”
●最初から渡す必要はありません
初対面で渡すと重たく感じられます。
また、相手の情報量が多すぎて迷いの原因にもなります。
●交際が前向きになった頃がベスト
お見合い後、仮交際が順調に進み、
「この人とちゃんと向き合いたい」と思い始めた頃。
仲人としてもこの時期に
「あらかじめ価値観を共有しておく」
ことをおすすめしています。
●仲人を通すことで“安心感”が生まれる
直接手渡しではなく、仲人経由にすることで、
相手も確認しやすく、プレッシャーを感じにくいからです。
身上書を作ることで得られる“5つの安心”
①価値観のすれ違いが早期に見える
結果として、関係がこじれにくい。
②お見合い・交際の温度差を防ぎやすい
「真剣度」が自然に伝わる。
③仲人の紹介精度が高くなる
あなたに合うお相手を提案しやすくなる。
④親御様に説明しやすい
安心感につながり、ご挨拶の準備が楽に。
⑤結婚までのスピードが上がる
実際に、身上書を準備していた方は
成婚までの期間が短い傾向があります。
注意点:身上書は「条件を書くためのもの」ではありません
ここを誤解してしまうと逆効果です。
・条件だらけになる
・減点方式で判断してしまう
・相手にプレッシャーを与える
こうしたことを避けるためにも、
“自分の幸せな未来のために必要なこと”だけを、
丁寧に書いておくことが大切です。
最後に|身上書は「婚活をスムーズにするための味方」
身上書は、作っても作らなくても結婚はできます。
ただし、
「価値観の共有を丁寧に行う」という婚活の本質
を自然にサポートしてくれるのが身上書です。
もし書き方に迷ったら、仲人が一緒に整理します。
あなたが、納得できるご縁を手にできるよう、
専門的な視点でサポートしていきます。
親御様からのご相談も増えており、身上書はご家族にも安心感を持っていただける資料です。
→【親御様の婚活サポートについて】




