婚活あるあるの「検索結果と現実ギャップ」

三ノ宮神戸の結婚相談所で仲人をしている自念(じねん)真千子です。

先日、お盆休みで友人知人とランチをしたときに、お子様の結婚についていろいろと話題になりました。入籍のみで式がないと嘆く人・婚活しているけど、なかなか良い出会いがないみたいと心痛める人と様々でした。特に、検索してお申込みをした人と実際出会ってみた人が違うというけど、親目線なら、そうでもないのになあ・・・と嘆いていた友人のことばが、心に残りました。どうすれば、このギャップを埋めていくことができるのかを、考えてみました。

そもそも、「男女の出会いのときめき」って、予期せぬできことだから心ときめく訳です。婚活をしようと考えた時に、この「ときめき」加減は、かなり沸点が低くなるのです。これは、「予期せぬ」から「良き可能」の領域に移行するからです。出会う時にお相手のある程度の情報が分かるというところがミソです。

でも、これは、結婚をしたいと考えている男女なら当然のこと。全く分からないところから出会い、実際に、どこに住んで、何の仕事をして、女性でいうなら年収いくらとか、男性でいうなら、どんな家の人なのか・・・などいろいろわからないところのスタートは、コスパ・タイパが非常に悪い訳です。たま、最近は、出会う場所もなくなってきていることも確かです。

こうなってくると、以前は、恋愛の向こう側に結婚がありましたが、恋愛と結婚は明らかに別ルートになった感じがします。すると、生まれてくる感情として、「自分の思っているような人」を探さなくては・・という感情です。これが、検索でお申込みをしてみたけど実際に出会って話しをしてみると全くちがっていたというもの。

でも、そもそも、その「自分の思っているような人」がこの世に存在しているかどうか、実際のところ検証することができないので、すごく不確定なものを探していることになります。捜し物をする場合は、あったものを捜しますから、必ずあるのです。でも、婚活に関しては、そこが違います。

この「捜す」と「探す」を勘違いしている人が結構いるような気がします。特に、恋愛経験が少ない昨今は現実と理想の区別があまりつかなくなっています。

ここで、私がいつも提案しているのは2つのこと。まずは、「寄せていく」という気持ちをもつことです。「寄せる」という思いで、このギャップは、少し狭めていくことができます。あとは、ぴったりとするものを望まないということ。要は理想通りって「この世にない」と考えている方が無難です。その方が本当に理想通りで会ったときに感動が増しますし、今、結婚しているご夫婦ではじめから「理想通り」であったカップルは、数パーセントもありません。皆さん、だんだんと「理想の夫婦」になって行くわけです。そこをある程度、ご自身で言い聞かせて婚活をすることがパートナー選びには欠かせません。そうすることで、逆に、理想のパートナーと近づくような気がしています。

以前在籍していた会員で、3回目の真剣交際で、めでたく成婚した方がいらっしゃいました。これが、驚くことなのか、最近は普通なのか、そこは私にわかりませんが、この結婚と向き合う交際を重ねてたことでその方は、ようやく自分の理想に近いパートナーに出会えたということになります。今はとても幸せそうです。婚活・結婚ほど、結果オーライのものはありません。

秘訣は、頭の中だけでぐるぐると考えずに、思いを言葉にしてみてください。自分の理想が言語化してみてください。そこが始まりだと思います。

思っていること、考えていることなど、ぜひ無料相談会にてお話ください。

長年の仲人歴の中で、何かアドバイスができる思います。諦めずに結婚をしたいと思い続けることが、結婚へと繋がります。焦らず、納得のいくお相手をみつけてください。サポートいたします。

仲人 自念(じねん)真千子

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