婚活をしているキャリア女性の中には、「年収が高い女性は結婚しにくいのでは?」と心配される方もいます。では実際、高収入女性の婚活は不利なのでしょうか。
MMCが加盟している結婚相談所ネットワークの一つ、IBJから『成婚白書』が発表されています。
IBJで活動した会員や成婚者のデータをもとに、婚活・成婚の傾向を分析したものです。
その中で今回気になるテーマをご紹介します。
「稼ぐ女性」は本当に敬遠されるのか
「稼ぐ女性」は、本当に敬遠されるのでしょうか?
まず気になるのが、女性の年収と成婚率の関係です。

データを見ると、年収300万円以下の女性の成婚率が34.9%であるのに対し、
300〜500万円の女性は41.2%、
500万円以上の女性でも37.7%と、高水準を維持しています。
つまり「稼ぐ女性は不利になる」というのは思い込みで、むしろ経済的な自立はプラスに働く傾向があるようです。
さらに興味深いのは、「年収を公開しているかどうか」による差です。
年収を公開している女性の成婚率は39.0%である一方、非公開の女性は22.2%にとどまり、
公開している女性の方が約1.8倍も成婚率が高いという結果が出ています。
「高収入だと引かれてしまうかも」と年収を隠す方も少なくありませんが、実際には堂々と開示する方が、お相手に安心感や信頼感を与え、結果的に良いご縁につながりやすいということなのでしょう。
仲人25年で一番変化したこと
仲人として25年間、婚活の現場を見てきましたが、
女性の年収に対する男性側の受け止め方は、確実に変わってきたと感じています。
以前は「男性が家計を支える」「女性の収入はそれほど重視しない」という結婚観が今より強くありました。
しかし今は、共働きを前提に、二人で生活や将来をつくっていきたいと考える男性も増えています。
今婚活をしている世代の親御さんは、おそらく、この時代。
大黒柱の父親と家庭を支える母親という家庭像がまだまだ存在していた頃ですが、
今婚活をしている世代とは、ここが大きな違いだと感じます
「高収入女性は有利」と単純化しない
ただ経済的な自立はプラスに働く傾向があるということばかりではないかもしれません。
今の結婚は、年収そのものが評価されているというより、「共に人生をつくる相手」として見られる時代になったのではないかと考察したいです。
また、「年収公開39.0%、非公開22.2%」についても、
ただ、この数字だけで「年収を公開すれば成婚しやすい」と結論づけることはできません。
年収とは、あくまでも今、現在のその人の経済的な要素であるに過ぎません。
これだけで高い・低いと婚活の優位性を決めるものではありません。
前述したように、今、共働きが通常の世の中になりました。
これは社会の仕組みが変わったということですが、それによりもう一つ大きく変わったのが
男女の役割分担です。
男性は外、女性はうちということから、
人生を共に作り生きるパートナーとしての異性です。
それが、メインとなっての婚活ということになります。
「年収」から「どんな結婚をしたいか」へ
ここまで女性の年収と成婚率について見てきました。
けれど、本当に大切なのは「いくら稼いでいるか」だけではありません。
どんな結婚をしたいのか。
二人でどんな人生をつくっていきたいのか。
そこまで少し想像してみてほしいと思います。
たとえば女性なら、出産後いつ頃キャリアに復帰したいのか。育休中に論文を書きたい、資格を取りたいという方もいるでしょう。
男性なら、仕事が忙しくても、子育ての時期には子どもとキャッチボールをする時間を持ちたい、と思うかもしれません。
そんな一人ひとりの「こうありたい」を話し、お互いに共有していく。
そして二人が仕事と家庭を持ちながら社会の中で生きていくようになった時、どんな家庭を築き、どんな夫婦でありたいのか。
そこまで向き合うことができれば、とても素敵なパートナーになれるのではないでしょうか。
年収は、その結婚生活を考えるための一つの情報にすぎません。
結婚後も今の仕事を続けたいのか。子どもが生まれたらどうしたいのか。家事や育児をどう担うのか。
条件だけでは見えてこない「二人のこれから」を考えること。
それが、これからの婚活では大切になっていくように思います。
まだ、その結婚の軸は決まっていないなって感じたら、
ぜひ最高のパートナーとの出会いに活用してくださいね。
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