“自分らしい結婚”を信じて。焦らず進んだ彼女がたどり着いた成婚のかたち

“自分らしい結婚”を信じて—— あきらめない気持ちが導いたご縁

今回ご紹介するのは、30代後半の女性会員 Kさん。
しっかりとキャリアを築き、自分の価値観を大切にしながらも「心から落ち着けるパートナーと家庭を築きたい」という思いを胸に、当センターの門を叩かれました。

焦らない、お相手とちゃんと向き合って結婚を決めたい

Kさんが最初に口にされたのは、こんな言葉でした。
「私、結婚に焦りたくないんです。でも、ちゃんと向き合いたいんです。」

多忙な仕事、責任あるポジション。
そして年齢という現実が、ふとした瞬間に胸をザワつかせる——。
それでもKさんは、自分の人生を丁寧に生きてこられた方でした。だからこそ、“焦って決める”のではなく、“ゆるがない軸を持って選ぶ”という覚悟もお持ちでした。

活動中、順調な時ばかりではありませんでした。
お見合いが続いて疲れてしまったとき、真剣交際を目前にお相手と価値観の違いが見えたとき、
「私は結婚に向いていないのかな」と涙された日もあります。

けれどそのたび、Kさんは立ち止まり、自分と向き合いました。

「私が大切にしたいのは、尊重し合える関係」
「お互いの人生を応援し合える人と一緒にいたい」

この“婚活の軸”が、何度も彼女を立ち直らせてくれました。
そして、諦めずに一歩ずつ進み続けた先で出会ったのが、現在のご主人です。

最初の印象は「とても穏やかな方」。
派手さはありませんが、誠実で、言葉を選び、相手を大切に扱える男性。
Kさんも始めは「優しいけど、違和感がないわけじゃない」と慎重でした。

でも、少しずつやり取りを重ねる中で、
“この人は、私の人生を一緒に歩いてくれる人だ”
と心が自然と動き始めたのです。

ある日、Kさんが将来に関する不安を話したとき、
彼は静かに、しかし真っ直ぐな目でこう言いました。

    「今までのあなたも、これからのあなたも全部受け止めたい。
    一緒に進んでいける未来なら、怖いことは何もないと思うんです。」

その瞬間、Kさんは泣きながら言いました。
「この人となら大丈夫だと、心から思いました。」

華やかなドラマのような瞬間ではありません。
けれど、じんわり温かく、深く、静かに積み重ねられた信頼の先にあった言葉でした。

“焦らず、妥協せず、しなやかに。”
Kさんの婚活姿勢そのものが、このご縁をつかむ力になりました。

誰かと比べなくていい。

自分の人生の歩み方を大切にした人が、最後に手にするものがあります。

Kさん、心からおめでとうございます。
これからも、どうぞ末永くお幸せに。

✨ 仲人コメント(締め)

婚活で大切なのは、「急ぐこと」ではなく
自分の人生に合う幸せの形を見極める力です。

そして何より、
「諦めず、丁寧に積み重ねること」。

あなたの歩幅で、一緒に未来へ。
私たち仲人は、いつでも伴走します。

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