神戸三宮で結婚相談所をしている仲人自念(じねん)です。結婚相談所ってどんなところかなと思って無料相談会に来てくださるほとんどの人に感じること。それは、「いい人なのになぜ?」ってことでしょうか?今回は、その「良い人」をテーマにコラムを書きました。お見合いや交際のお断り理由で、いい人なのですが・・・と言われたことがある方に、ぜひ、読んでいただき自分自身の見せ方を変えてくださいね。
「いい人とりあえず」で終わる人の共通点とは?
まずは、「いい人」でその先に進めない人の共通点を考えてみました。
- 1.自分から積極的にアプローチしない
- 2.優柔不断で決断力に欠けるような印象がある
- 3.「相手に合わせすぎる」問題 嫌われないように一生懸命になりすぎる
- 4.自己アピールが控えめ ついつい聞き上手になろうとしすぎてしまう
- 5,行動のスピードが遅い
1.自分から積極的にアプローチしない
「いい人」と評価される方の多くは、相手に親切で優しい人が多いです。それが逆効果で相手が「頼りない」とか感じたり、「自分に興味がないのかも」と思われることもあります。婚活で出会う場合、特にお相手が女性の場合、リーダーシップや決断力をお相手に求める傾向が多いです。その場合に、その優しさは、頼りなさの印象を与えてしまうかもしれません。
2.優柔不断で決断力に欠ける
私たちが日常で良い人と感じるのは、基本的に周囲の意見を尊重し、慎重に行動する人が多いように感じます。協調性があるといえば聞こえがよいのですが、 婚活では人生のパートナーを選ぶという重要な場面では、決断力が必要です。協調性と決断力は、対比ではなく、共存してほしい特性です。優しさと優柔不断と認識されず、決めるときは決めるという覚悟がある人と感じてもらうことが必要です。
3.「相手に合いすぎる」問題
相手を思いやるあまり、自分の意見や価値観を押し殺してしまうことがあります。 これは一見すると良い印象を考える行動ですが、相手に「何を考えているかわからない」 と感じさせる原因にもなります。合わせすぎは、禁物です。自分の意見とお相手の意見を交ぜることによって、その人らしさがわかり、そのカップルならではの色合いがでてくるものです。婚活での出会いの2回目以降からは、我慢より共有しあえることを念頭において出会ってみましょう。
4.自己アピールが控えめ
俗にいう「いい人」とは、自己主張が強すぎず穏やかな印象を与える人の総称のようです。前述とも似ていますが、控えめすぎるため相手に自分の魅力が伝わりにくい場合があります。 結果として「優しいけど特に印象に残らない」とお相手に感じられてしまいます。あなたの個性をアピールすることも忘れないようにしましょう。
6.行動のスピードが遅い
結婚はご縁とタイミングといいます。タイミングはとても重要です。自分のペースばかりでついつい、ゆっくりペースの方は少し気を付けてみてくださいね。もう少し、もう少しって思っている間に、お相手が業を煮やしてしまうことも起こりがちです。
いい人で終わらないために気を付ける3つのポイント
「いい人」から脱却し、積極的にアプローチするためには、以下の3つのポイントが鍵となります。それぞれ具体的な方法や意識を提案します。
1.自己肯定感を高める
これはよく耳にすることばだと思います。でもこれは、本当にあらゆることに通じる大事なことになります。この自己肯定感が低いと積極的にアプローチできなくなります。
これは、自分の気持ちの中の「断られたらどうしよう」「相手に迷惑をかけたくない」という自己否定的な思考です。自分の価値を認めることで、行動への一歩を踏み出す勇気をもってくださいね。
男女の仲ですので、断られることもあるあるです。でも、結婚相談所で活動していれば、あらかじめ、お相手の気持ちが少しわかったり、アプローチのタイミングも仲人やカウンセラーがアドバイスくれたりもします。ぜひ活用くださいね。
あと、自己肯定感を高める方法をマリッジマネジメントセンターでは行います。
①自分の強みを書き出す
②自分が成功した体験を思い出したり、成功体験を積むっていうのもありです。これには、小さな目標を立てて成功を積み重ねるということになります。婚活においては、ぜひ、仲人のサポートを受けながら行動してくださいね。
2.アプローチの具体的な方法を知る
アプローチに慣れていない人は、「どうやって言えばよくわからない」「どんな言葉を使えばよく見る」と感じがちです。ここは結婚相談所です。他の方の成功例をよく知った仲人が具体的に手順や言葉をアドバイスしますので、そこから学べば、不安がずいぶんと和らぎます。
マリッジマネジメントセンターでのサポートは、まずはお見合いでの沈黙の時の脱出方法です。
あらかじめ何を話をすればよいかと事前にまとめて、整理していつでも頭の引き出しから出せるように準備をしていただきます。これは、最初の入会の時、あるいは、初回のお見合いまでの間の面談でまとめるようにしています。何を話せばよいか、あらかじめ整理をしておくと、沈黙になったときに、あの話をしようと、自然とひらめいてスムーズな会話へとつなげていくことができます。
3.失敗を恐れないマインドセット
アプローチを積極的に行うには、「断られることもある」という事実を受け入れることが大切です。失敗を恐れすぎると、一歩踏み出す勇気が出てきません。「失敗は成功の元」このことばを噛みしめて、まずは、一歩を踏み出す勇気をもってください。
マリッジマネジメントセンターでは、伴走型で婚活をサポートいたしますので、独りぼっち婚活ではありません。うまくいくときだけが婚活ではなく、失敗を繰り返し一度の成功のために次頑張るモチベーションを支えます。
まとめ
仲人じねんからのメッセージ
積極的なアプローチをするためには、ご自身の自己肯定感を高め、具体的な婚活方法を学び、失敗を恐れないマインドで結婚相手をさがしましょう。一歩踏み出すことで、自分の魅力が相手に伝わりやすくなります。最初の一歩に向けて仲人じねんは、時に優しく、時に突き放しながら、結婚までの道のサポートを受けながら進めてください。